ネットビジネスをはじめたが思うように集客ができない…
ブログやSNSを毎日更新しているのに売り上げに繋がらない…
そんなお悩みを持った方も多いのではないでしょうか。
諦めなければいつか花開くと思って続けているかも知れませんが、もしかしたら頑張り方を間違えているかも。
せっかくいい商品を扱っているのに、誰にも見てもらえないのなら、コストも労力もムダになってしまいます。
ビジネスを成功させたい人にとって、最も重要視すべきことは「リスト取り」です。
リストを増やす=売り上げが増える。と言っても過言ではありません。大企業から個人でビジネスをしている人まで、リストを獲得することに日々奮闘しています。
これからネットビジネスをはじめようとしている方、リスト取りが思うように行かないという方。
この記事を読んで効率的なリスト取りの方法をマスターしましょう!
ビジネスを成功させたいなら、とにかくリストを増やすべき
まずはじめにリストとは、「顧客リスト」のことです。
顧客リストには主にメールアドレス、名前、住所、LINEアカウントなどが含まれています。
なぜリストを集めるかというと、リストがあることによって顧客に直接自分から連絡を取れるようになるからです。
このリストへの理解を深めて集める方法を知ることで、ネットビジネスを展開するのに非常に有利となるのです。
しっかりと知識やノウハウを身につけて、リスト取りをものにしていきましょう。
リストマーケティングの大まかな流れ
リストマーケティングは、基本的に「集客⇨教育⇨セールス」の3つの流れで進めていきます。
はじめに各手順を詳しく解説していきましょう。
集客
自分の商品やサービスを購入してもらう為には、多くの人に知ってもらい、商品の良さを伝えるアピールが必要です。
その為に広告、SEO、SNSなどのツールを用いて「リスト」を集めていきます。
企業が相手のビジネスであれば、企業HPから電話番号を入手したり、名刺管理サービスからメールアドレスを収集する手段もあります。
教育
リストが集まったら、いきなり商品やサービスを売り込む前に、メルマガなどでコンテンツを提供してリストを教育します。
商品・サービスについて知ったばかりの顧客は、購買に至るまでの距離が遠いので、すぐに売り込もうと思っても成果は出にくいからです。
提供している商品・サービスの値段が高い、もしくはあまり市場に出回っていない新規性の強い商品だとすると、この教育の期間はより丁寧に行っていく必要があります。
セールス
教育が十分に進んだリストには、実際に商品・サービスの売り込みをしましょう。
商品のジャンルや価格によっては、オンラインで完結させれるもの、商談やセミナーを設けて対面販売のチャンスを作るなどの方法があります。
商品やサービスのジャンルや価格に応じて、適切な販売手段をとっていくことが大切です。
その後は、購入してくれたリスト・購入に至らなかったリストに関わらずアプローチをかけ続けます。
リストによって購入を決めるタイミングはそれぞれなので、購買のチャンスを常に作り続けることが成果を伸ばす秘訣です。
最も「リスト取り」に力を入れるべき理由
大まかな流れをご覧いただいて、まずリストが無ければその後の工程は何もできないことがよくわかりますね。
いくらよい商品・サービスがあっても、それをセールスする相手がいなければムダになってしまいます。
リストがない状態では、自分の商品は顧客がアクションを起こしてくれない限り見てはもらえません。
人はたとえばネット上で見かけて少し気になった商品があったとしても、名の知れた商品でない限り、そのページにまた戻ってくることは極めて稀です。
リストを活用することによって、効率的に人々の心理を「気になる」から「購入したい」という方向へ持っていくことが可能になるのです。
リストを活用したマーケティングのメリット・デメリット
リストを活用することでどんなメリット・デメリットがあるのか、両方の側面から見てみましょう。
メリット
こちらから顧客にアプローチができる
リスト取りをする目的は、こちらから定期的に顧客へアプローチをして信頼関係を築き、商品やサービスを紹介することです。
メルマガ配信や、最近ではLINEなどを利用し、見込み客に対してセールスを行うのが主流となっています。
登録をした人だけがコンテンツを見られることから、より自分の商品やサービスに興味を持っている人に限定してアプローチできるメリットがあります。
せっかく興味を持ってくれた顧客に、自分からアクションを起こせるのと、また戻ってきてくれるのを待っているとでは、大きな差が生まれることは一目瞭然ですよね。
SNSやブログ、YouTube等で直接セールスしたらよいのでは?と思う方もいるかも知れませんが、こちらも顧客からのアクセスがないと見てもらえません。
また信頼関係がない状態でも見られるので、セールス色を強く感じてしまいがちです。
メルマガなどに流す前のエンタメとして不特定多数の集客をするのにオススメです。
見込み客の購買意欲を刺激しやすい
接触頻度が増えることによって、その物や人に対して信頼を寄せるようになるという消費者心理があります。
当然ですが、よく知らない商品をすぐに購入をしたいと思うことは少ないですよね。
リストを取っていれば見込み客に対して定期的にメールなどで情報提供をし、自分の商品やサービスとの接触頻度を増やすことが可能になるので、結果的に売り上げアップさせることを可能にするのです。
リピーター獲得に繋げやすい
ビジネスの多くは、開業してから1〜2年間に集まった新規客をリピーター化できなく、3年目あたりから顧客数が大幅に減少してしまう傾向にあります。
そうならない為に、新規の集客がしやすい1〜2年の間に見込み客のリストをできるだけ多く獲得しておくことが重要です。
リスト取りをしていれば、いつでもこちらから連絡を取れる顧客がいる状態になります。
定期的にキャンペーンやセールスをかけれるので、徐々にリピーターを増やせるようになるのです。
デメリット
継続的なアプローチが必要
リストマーケティングの効果を得るには、未購入のリスト、購入済みのリストも同様にメルマガを週に1通は送るなどして、定期的にアプローチし続けなければなりません。
リストが一度関心を失ってしまったら、再び取り戻すには1から集客をするのと同じことになってしまうからです。
リスト管理の手間
リストごとに問い合わせや購買といったアクションに応じて、リストの情報を更新したり個人情報保護を徹底する必要があります。
また、反応のよいリスト・悪いリストでもこちらのアプローチ方法を変えないといけないので、顧客分析も念入りにしなくてはなりません。
そのためリスト管理には手間が生じます。リスト管理を最適化するツールも出てきていますし、マーケティングをする上では当たり前に行う作業と言えるでしょう。
効果的なリスト取りの手法
最終的に商品を購買してもらうことが目的なので、リスト取りはなるべくムダな時間をかけず、自動的に行っていきたいですよね。
そんな、効果的なリスト取りの手法をご紹介します。
ブログ
最もポピュラーな方法として、ブログで記事を書き、リストを取ることです。
狙ったキーワードで上位表示できれば、その検索キーワードを入力したユーザーはあなたのブログへアクセスすることになります。
一度投稿した記事はずっと残るあなたの資産となるので、質のよい記事をどんどん増やしていけば、新規の顧客が毎日訪れるようになります。
そこでメルマガの案内をすることで、一定数の顧客が登録を行う。この結果、自動的にリストを増やせるのです。
SNS:YouTube、Twitter、Facebook、Instagram
初心者の方にとって集客しやすいのがSNSを使う方法です。
ブログと同じようにあなたのビジネスの領域でアカウントを作成し、その分野で消費者に有益になる情報を発信していくことでフォロワーを増やしていきます。
Twitterは特定分野の情報収集に長けているので、メルマガ登録に促すのに向いていますが、古い投稿は流されていくので頻繁な投稿を心がけましょう。
またYouTubeやInstagramなどはビジュアル的な情報量も多いので、ブランディングやご自身の概念をもった情報発信していくことが大切です。
広告を出す(GoogleのPPC広告やFacebook広告)
広告費を投下できる人であれば、最も手っ取り早い集客の方法です。
主にSNS広告、YouTube広告、独自アフィリエイトセンター、GoogleのPPC広告などさまざまな広告があります。
ターゲティングに優れているので、より濃い見込み客を獲得できるのです。
ただし、広告費を払い続けなければ出稿し続けられない点や、広告のジャンルによっては出稿の許可がされにくい等のデメリットもあります。
電子書籍(Kindle)の利用
電子書籍(Kindle)の販売をリスト取りに利用する方も多くいます。
自分の好きな値段を設定でき、100円や500円などで販売可能なので、消費者も手軽に購入ができます。
いくら安くても、お金を出して購入してくれた人はかなり濃い見込み客と言えるでしょう。そうした人のリストが多く集まれば、ビジネスは非常にやりやすくなります。
ランディングページを用意しよう
ブログやSNSで集客した顧客に、実際にリスト登録をさせるための専用ページです。
顧客に何かしらのアクションを起こさせるページのことを指し、リスト登録のみならず、いきなり購入ページに飛ばされることもあります。
一般的に縦長1ページの構成になっていることが多く、商品やサービスの情報をセールスライティングなどを交えて簡潔に紹介しているのです。
ここで顧客に対して最後の一押しができます。
オススメしないリスト取りの方法
無料ブログのアフィリエイトやリスト取りは禁止
無料ブログを行ってリスト取りを開始しようとする方も多いかと思いますが、たとえばアメブロの場合、ビジネス利用は禁止と利用規約に記されています。
アフィリエイトを含めてリスト取りは禁止とされているので、万が一ブログ経営側にバレてしまった場合はブログを消去されてしまうリスクがあります。
アメブロ以外の多くの無料ブログでもビジネス利用を禁止しているので、利用を考えている方は注意が必要です。
無料レポートスタンドや読者増サービスを利用すること
とくに情報商材系のアフィリエイトを行っている方で利用をしている方も多い「無料レポート」というものがあります。
無料レポートスタンドと呼ばれるサイト上にあなたの無料レポートを投稿します。
利用者がそのレポートをダウンロードするにはメールアドレスの登録が必要となるので、それを利用してリストを集めるというものです。
ただし、こうしたサイトを利用する人は高確率で捨てアドレスを利用していることが多いので、集めたリストが見込み客と言えるかは疑問です。
同じようなもので読者増サービスも存在します。
「〇〇円が当たる!」など賞金などの広告を利用してメールアドレスを集めるもので、その様な広告で集まったリストが有益な見込み客になることは考えにくい為、こちらもオススメしません。
ただ情報発信をしているだけでは、リストは集まらない
ブログやSNSで情報配信しても、そもそもリスト登録数が少なければメルマガやLINEの効果は活かされません。
なぜリストが集まらないのか、原因と解決策をご紹介していきます。
メルマガやLINE登録者数が増えない理由
まず一番の理由として、あなたのメルマガやLINEの登録をすることで得られるメリットを感じられていないことです。
あなたのメルマガに登録をしたくなるような情報発信ができているか?
メールアドレスと引き換えに、何かおいしい特典はあるのか?
この2点を今一度見直してみてください。
あなたの発信する情報が「まさに欲しかった情報だ」と思われなければ、登録というアクションは起こしてもらえません。
セールスばかりが前に出ないよう、専門家として人々の悩みを解決する目線になって、はじめてあなたの商品やサービスに信憑性が生まれてくるのを忘れないようにしましょう。
「おいしい特典」に関しては、次の項目で詳しく説明をしていきます。
また、登録フォームの配置や仕様をユーザーフレンドリーにする工夫も大切です。
たとえば空メールで登録できる仕様であれば、ユーザーはアドレス登録の手間が省けます。
登録、解除が簡単にできる様にし、ユーザーが気軽に利用できる環境を整えて読者数アップを狙いましょう。
質のよい無料プレゼント(ホワイトペーパー)を用意しよう
メルマガ等の登録へ促すとき、単に「ここにメールアドレスを入力してください」では登録者は集まりません。
登録のタイミングで渡せる、無料プレゼントを用意しておきましょう。
ここでよく使われるのは、「ホワイトペーパー」の配布です。
ホワイトペーパーとは、ユーザーの課題解決に役立つ情報をまとめたものです。
無料でダウンロードできる代わりに、企業名やメールアドレスの入力が必要な仕組みになっています。
制作の手間がかかりますし、そもそもダウンロードをされるための信頼も必要なため、すでにブログやSNSがある程度育っている方にオススメです。
また、ホワイトペーパーの配布と似た方法で、商品・サービスの無料体験や、サンプル提供があります。
商品・サービスの露出さえあればすぐにでも実践できるため、ホワイトペーパーをダウンロードできる環境がない方でも用意しやすいです。
獲得したリストをリピーターにするために
リストが集まったら、次のステップはリストの教育です。
メルマガを利用して信頼関係を築く
メルマガは、ブログ記事やホワイトペーパーなどの育成コンテンツの発信に非常に適しています。
メールアドレスさえあればリストへアプローチができ、集客時のコストも比較的低く抑えられ、集客時に友達登録が必要なLINEよりもハードルが低いです。
ただし、メルマガ登録をしてから数ヶ月経っている人と、登録をしてくれたばかりの人では知識量にギャップが生じます。
その為、新規顧客にはステップメールを活用し、基礎的な知識を植え付けた後に、通常のメルマガに移行する。といった期間を作ると商品やサービスを売りやすくなります。
顧客にとって有益な情報のみを送る
登録するなり、セールスばかりが送られてくるメルマガですと、読者は得るものがないのですぐに解約されてしまいます。
メルマガで配信する内容は、読者にとって役に立つ情報のみに絞りましょう。
あなたの提供する情報やノウハウが本物だと思えば、セールスをしなくてもあなたの商品やサービスを利用したいという気持ちになるはずです。
気がつくと、読者はメールが送られてくるのを楽しみにしてくれる「ファン」となるのです。
ここまでいけば、たまにオファーをかけるだけで新商品を売ったりセミナーの集客をするのは、簡単に行えるようになります。
業種によってオファーの頻度はさまざま
メルマガ配信をするなら、顧客にとって最適なオファーのタイミングなのか?を考えることも重要です。
たとえば飲食店であれば定期的にオファーをかけても問題ありません。エステや美容院であれば毎日のようにセールスをされては迷惑に感じます。これが不動産となれば、さらに大きな買い物になるのでオファーも慎重に行いたいものです。
このように、扱う商品やサービスによって顧客目線でオファーの頻度は調節しましょう。
信頼関係が築ければ、あとはセールスを行うのみ
顧客リストを集め、教育が終われば、後はあなたのタイミングでセールスを行いましょう。
新商品のオファーやイベント・セミナーの案内を流せば、メール1通で商品の販売ができたり、セミナーやイベント会場を満席にできたりするはずです。
ビジネスで大きな成果を出しているマーケターや企業は、新規顧客の獲得はもちろんですが、リピーターを大切に扱っています。
一度購入をしてくれたからといってアプローチをやめてはいけません。
日々の情報発信や、商品・サービスでリピーターを、満足させられる努力を続けましょう。
まとめ:リストはビジネスを行う上での資産になる
さて、ビジネスの全体像を捉えながら、リスト取りにフォーカスしてお話してきました。
まさにリストはビジネスを安定させる上で最も重要な「資産」となることがおわかりいただけたでしょうか。
リスト取りをしていれば、業界が傾いたり会社の経営が困難になった時でも、すぐに何かしら顧客に連絡を取り、商品やサービスの販売をすることできます。
SNSやブログで直接商品を売ることも可能ですが、メルマガはより効果的に狙った顧客層にアプローチができるので、必須です。
持っているリストが多ければ多いほど、売り上げも右肩上がりになります。
ぜひ皆さんもリスト取りに力を入れ、長期的な視点でビジネスを成功に導きましょう!