いまの時代、顧客はどんなお知らせなら読みたいと思うのでしょうか?
メール配信サービス「オレンジメール」などを提供するオレンジスピリッツでは、メールとSNSに関するユーザー意識調査を実施しました!
顧客にお知らせを効果的に届けるための参考にしてみてください!
この記事のポイント
- 事業者からのお知らせでは「Eメール」が最も活用されている
- 「件名」と「発行者名」がメルマガが読まれるかを左右する
- 「サイトで見て」と「商品購入後」がメルマガを読むきっかけとして多い
- メルマガの配信頻度が多過ぎると読まれなくなる
- スマホでメルマガを読む人が多い
- 「土曜と日曜」「21~24時」にメルマガはよく読まれる
- HTML形式の方がテキスト形式より好まれる
調査概要
調査地域:日本全国
有効回答数:890名
調査実施日:2020年5月
基本情報
調査対象のユーザーの基本情報をお伝えします。男女比と年代、職業は以下の通りです。
<男女比>
<年代>
<職業>
メールとSNSの意識調査の結果
「Eメール」でお知らせを受け取っている人が多い
国内ユーザー数が8,000万人と言われるLINEですが、企業からの情報の受け取りには、それほど活用されていません。
SNSが普及した現在でも、Eメールが最もよく使われています。
Q: 会社やお店からのお知らせを、どのメディアでよく受け取っていますか?【上位2つ】(複数選択可)
会社やお店からのお知らせを読むメディアとしても、Eメールが88.4%と最も多く、2位はLINEの53.8%でした。
受け取るメディアと比較すると、ブログが4位となっている点が目を引きます。
自分から積極的にブログを見て、情報を集めているユーザーがいることがうかがえます。
Q: 会社やお店からのお知らせを、どのメディアでよく読んでいますか?【上位2つ】(複数選択可)
「件名」と「発行者名」がメルマガが読まれるかを左右する
メルマガを読むかを何で決めているかを聞く質問では、件名が61.9%、発行者名48.2%という回答でした。
この結果は「メール開封の直前に目にする情報が重要」だと示しています。
メールを開封してもらうためには、まず件名と発行者名に工夫が必要です。
Q: メールマガジンを読む/読まないを何で決めていますか?【上位2つまで】(複数選択可)
「サイトで見て」と「商品購入後」がメルマガを読むきっかけとして多い
メルマガを読むきっかけの回答では「サイトで見て」の46.2%が最多でした。
2位は「商品やサービスを購入したら送られるようになった」の44.9%です。
商品やサービスの購入のタイミングは、メルマガの購読をはじめてもらうチャンスだと言えます。
3番目は「プレゼントやキャンペーンに応募したら送られるようになった」の26.9%であることから、キャンペーン施策も有効だとわかります。
Q: メールマガジンを読むようになったきっかけは何ですか?【上位2つまで】(複数選択可)
配信頻度が多過ぎると読まれなくなる
メルマガを読まなくなるきっかけとしては「配信頻度が多過ぎる」が55.4%で最も多いです。
2位は「情報が役に立たない」の40.9%、3位は「内容がつまらない」で、どちらもメルマガの内容についての理由でした。
メルマガの内容も重要ですが、それ以上に配信頻度に注意が必要だと言えます。
Q: どんなメールマガジンを読まなくなりましたか?【上位2つまで】(複数選択可)
では、配信頻度はどの程度にするべきでしょうか?
よく読んでいるメールマガジンの配信頻度の回答は、不定期が56.0%、週刊が28.0%、日刊が11.2%、月刊が4.8%でした。
この結果から、月間や日刊よりも週刊の頻度が良さそうだと判断できます。
Q: 1番よく読んでいるメールマガジンの配信頻度はどれですか?
メルマガはスマホで最もよく読まれている
メルマガはスマホで読まれることが80.1%と最も多くスマホの普及を反映しています。
一方でパソコンも62.0%と依然として高い割合でした。
ガラケーはほとんど使われていないこともわかります。
Q: メールマガジンを読むのに、よく利用する機器はどれですか?【上位2つまで】(複数選択可)
メルマガが読まれる曜日は「土日」時間帯は「21~24時」
メルマガが読まれる曜日の1位は土曜、2位は日曜で、休日がそろって上位でした。
続いて3位は月曜、4位は金曜です。月曜に週末にたまったメールを読んだり、週末に週内にたまったメール読んだりするユーザーの行動がうかがえます。
これらの曜日にメルマガを送付すると、すぐに読んでもらいやすいでしょう。
Q: メールマガジンをよく読む曜日はどれですか?【上位2つまで】(複数選択可)
Q: メールマガジンをよく読む時間帯はどれですか?【上位2つまで】(複数選択可)
メルマガが読まれる時間帯の回答では、21~24時が50.6%で最多でした。
夜間の就寝前の時間帯にメルマガを読むユーザーが多いようです。
HTML形式の方がテキスト形式より好まれている
HTML形式(画像付き)のメールの方が、読者に好まれるという結果でした。
現在はテキスト形式のメールを配信しているのであれば、HTML形式への変更を検討してみると良いでしょう。
Q: テキスト形式(文字のみ)とHTML形式(画像付き)のメールマガジン、どちらが好みですか?
まとめ:依然としてEメールが最も活用されている
今回の調査では、企業からのお知らせにおいては、Eメールが最も使われていることがわかりました。
メルマガの効果は、配信頻度や配信時間などによって大きく変わるため、最適な条件を探る必要があります。
この調査がメールやSNSを活用する事業者様にとって、少しでもお役に立てば幸いです!
オレンジスピリッツでは、今後も事業者様にとって有益な情報を発信していくので、どうぞご期待ください。