メールマガジンを配信するうえで、大切になるのは月額が無料なのか有料なのか、だけではありません。
配信するにあたってはつい「コストが無料の方がお得」と考えがちです。
しかしメルマガを配信することが目的ではありません。
これが目的です。
配信システムを選ぶうえでどのようなことを重視して、選べばよいのか?このあたりをチェックしてみましょう。
基準は初心者、中小企業、個人事業主向けにもトライできるという前提にしておきますね。
配信システムには「無料」と「有料」に分かれます。
その違いは何なのか?どちらが最終的には有効なのか?という点においてみていきます。
まずメルマガ配信についての機能ですが、無料レポートや何かのアンケート、問い合わせに訪問者が入力をするとします。
すると、名前とメールアドレスを登録しますね。
配信者はその名前とメールアドレスを、手に入れることができます。
それをリスト化し、自動で自分のメルマガに登録される、ということを自動登録機能と呼びます。
そしてリストを自分のメルマガ読者として、自分で登録する事ができるようになっています。
この機能を代理登録といいます。もちろんこの機能があったほうが数段便利です。
無料配信のメルマガには、この機能がついて無いものが多いです。有料配信のメルマガには、この機能がついていることが多いです。
ようするに、読者集めをするための、リストが活用できるようになっているのかどうか?という点で違いが出てくるということになります。
最終目的と長い目でみるメルマガ配信機能
代理登録は、いつも見てくれる、要するにお得意様読者を増やすことには良い機能といえます。
メルマガアフィリエイトなどを使う場合などにもこの機能が役にたつことでしょう。
信頼があれば、成約率も高くなりますね。次に無料と有料の分かれ目となるのは、顧客リストの管理という点です。
顧客リストの管理ができるメルマガ配信が良い
新しいメルマガを発行したいから、と古いメルマガの中で宣伝したとしても、登録する人は少ないでしょう。(よほど興味のある内容なら、別ですが・・・・・)
無料メルマガスタンドではリストの管理ができず、やがて終了となるとすべて、頑張って集めたリストも消えることになります。
メールマガジンアフィリエイトで言えば、これは致命傷となり、苦労が水の泡といったところです。送る先がなくなったら、収益もなくなりますから!
多くの無料配信システムは自動登録の機能がないため、読者を増やすためには、有料の代理登録を申し込まなければならないこともあるので注意したいところです。
迷惑メールにならないメルマガ配信スタンドを選ぶ
迷惑メール扱いとなれば、当然ながら開封率が悪くなります。
迷惑メールにふりわけられるのはなぜか?というと、メルマガスタンドで使われているサーバーの質が良いか悪いか、が原因していることがあります。
ですので最初はリストの管理できる、安いメルマガスタンドを利用し、稼げるようになったらメール到達率のよい、高値のメルマガスタンドを利用していく、というスタイルをオススメします。
もちろん開封率は、タイトルとメルマガの内容自体に問題はあるでしょう。
はじめのうちは様子を見たいな!という場合も、多いでしょう。
そんなときには、無料と有料を分けて使えるメルマガスタンドを選ぶのも手です。
初めのうちは無料配信スタンドを使って、調子が出てきたら有料に切り替えてがっつり管理する、といった具合です。
名前の差し込み機能などもあると、読者の開封率を上げることができますね。”こんにちは「山田」さま!”といったような出だしです。
失敗しないメルマガ配信ASP・システム・ソフトとは
そこで失敗しないためのメルマガ配信ASP、システム、ソフトについて触れていきます。
100名にメール送信しようとした場合、100回同じ作業を繰り返す配信システムと、1回でタダで自動化してくれるASP、システム、ソフトがあったら?あなたならどちらを選びますか?
当然自動化!と思われるかもしれませんが、実はこんな落とし穴もあります。
メールの送信時にユーザー認証を行い、メールの送信を許可する方法を「SMTPメール配信」といい、これが自動化のツールです。
ただし、契約しているサーバーやプロバイダーでは大量のメールマガジンを配信する場合に、迷惑メール対策および負荷を考えて送信通数を、制限していることが多いのです。
制限通数を発表している企業もあれば、公にしていない、というところもあります。
小規模通数なら、このシステムを利用してもいいですがメール配信システムを提供している多くは「ASPのメルマガシステム」というものを利用しているのです。
これは「アプリケーションサービスプロバイダ」の略です。
「ASP型」とは
メール配信システム + サーバーレンタル。月額でメールマガジン配信するもの。
「専用サーバー設置型」とは
メール配信システム一式を購入(買取)して、契約しているサーバーに設置してメールマガジン配信するもの。これの選び方としては、読者数や内容により選択するほうがいいでしょう。
後はランニングコスト、イニシャルコストの違いですね。
例えばですが、有料と無料を分けて同じ会社で使えるシステムもあります。
初心者には両方の利点が味わえるのでおすすめです。
サーバーも少人数の共用サーバーを使うことで、コストを抑えなおかつ、使いやすくしているところを、ご紹介しましょう。
例)オレンジメール
小人数制共用サーバ。 グループに分かれてある一定ルールに基づき、使う。
- 有料プランは月額2480円から。初期費用12800円。予約送信も可能。無料版から有料版に移行しても最初の30日間は無料。
- 無料のプラン100ならずっと無料で利用できる。これは登録件数100件までなら無料というサービス。無料期間は無制限です。
- 複数のメルマガ運営OK。
- ステップメールOK。
- 代理登録OK。
ステップメールと代理登録の機能も、最初の30日間は無料。メルマガ発行数の制限なしで、4万人まで読者登録可能。(それ以上は要相談)
ためしにメルマガ配信してみたい、と思う方や事業主、中小企業向けのサービスが多いのがこのオレンジメールの特徴です。お試し無料でも使いやすいですね。