開封率が低いのですがなぜでしょうか？

2024年3月4日2024年3月5日

※開封率取得の基本的な設定方法はこちら

開封率が想定よりも低い場合、考えられる原因は大きく分けて2つございます。

原因1：実際には開封されていても数値が反映されないパターンに該当している
- オレンジメールの開封率取得の仕組み
- 開封率測定機能で計測ができないメールの開封を確認するには？
原因2：そもそもメールが届いていない

原因1：実際には開封されていても数値が反映されないパターンに該当している

オレンジメールのシステムにおける開封率取得の仕組み上、例え配信したメールが実際には開封されていたとしても開封率（開封数）としてカウントされないパターンがいくつかございます。

オレンジメールの開封率取得の仕組み

オレンジメールの開封率は、メール本文に、1ピクセルの画像（透過gif）を埋め込み、その画像が表示されることで測定される仕組みです。
複数の端末でメールを開いている場合も最初の開封のみがカウントされ、重複してカウントされることはありません。

この仕組みにより、以下のようなパターンでは開封率が取得できません。

携帯キャリア宛のメール

「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」など、携帯キャリアのメールでは、埋め込まれた画像が自動的にメールの添付ファイルへ変換されます。そのため、開封を検出することができず、開封数としてカウントされません。

受信者側で画像表示をブロックする設定がされている

読者様の受信メールソフト（メーラー）によっては、セキュリティー対策として、初期設定では、画像を自動的に読み込まない設定になっていることがあり、その場合には読者が画像の表示を許可しない限り、開封を検出することができません。

たとえば、読者様がGmailで画像を自動的に読み込まないよう設定されている場合、受信メールには「画像が非表示になっています」というメッセージが出ます。この状態ではメールの開封数としてカウントされません。

受信側メーラーの仕様により外部への通信がブロックされている

読者様の受信メールソフト（メーラー）の仕様によっては、セキュリティーのため外部への送信をブロックしていることがあります。その場合は例えメールが開封され、埋め込み画像が表示されたとしても、開封数としてカウントされません。

開封率測定機能で計測ができないメールの開封を確認するには？

前述のように、どうしても開封率を取得することができない場合であっても、クリック解析を利用することでメール本文内のURLをクリックしたこと=メールを開封して読まれていることを確認できます。

さらに、クリック解析用のリンクの設定時にポイントをつけ、読者がクリックするとボイントが加算されるように設定することがおすすめです。

ポイントの集計は、読者一覧に表示され、ポイントの高い読者＝「関心の高い見込み客」であることを一目で確認することができます。また、ポイント読者で絞り込みを行い、関心の高い事項に関して、特別のメルマガをポイントの高い見込み客だけに送信することができます。ポイントの設定方法に関してはこちらをご覧ください。