スプリットテスト – 複数の配信パターンで読者の反応を確認する

2023年12月2日

メルマガやステップメールを読んでもらうために、タイトルや本文を入念に考えて配信するだけではもったいない!というのはご存じですか?
そこで、内容は同じでも言葉遣いや表現などのパターンを変えて、読者の反応を確認できる機能があります。
この方法でクリック解析をすると、どのパターンの配信が読者に多く読まれているか?を効果測定ができます!

多くは「A/Bテスト」と呼ばれる機能になります。
スプリットテストって何?やり方が分からない・・・など、次からご説明いたします。

スプリットテスト(A/Bテスト)とは?

スプリットテスト(A/Bテスト)とは、一部の言葉遣いや表現が違う2つのメールパターンを設定して配信をします。

  • パターン1→Aグループ
  • パターン2→Bグループ

このように2つのメルマガパターンが読者数に応じて、50%/50%(Aグループ/Bグループ)の割合で配信されます。
URLを差し込み、クリック解析を行ない、AグループとBグループのどちらがより多くクリックされたか?(読まれているか?)を比較することができます。

1回のスプリットテストを使った配信だけでも、読者がどんな言葉遣いや表現をするとクリックされるか?(読まれるか?)を比較して、改善をすることができますし、更に細かく調べたい場合は繰り返し行なうと良いこともあります。

オレンジメールのスプリットテストはパターンが5つ設定できますので、読者数に応じて、20%×5グループまでの効果測定ができます。

 

スプリットテストの使い方

1.[プラン名]→[メルマガ作成]をクリックします。

※プラン2000〜10000、及びエンタープライズ版をご契約の方は、テキストメールとHTMLメールからお選びいただけます。
※上記プランをご契約でもSMS認証が完了していない方、及び無料版をご契約の方は、テキストメールのみ配信可能です。

 

2.[件名]の右上にある[スプリットテスト]をクリックします。

[件名]の右上にある[スプリットテスト]をクリックします。

 

3.[パターン1~5]までタブが表示されます。メルマガを言葉遣いや表現別に5パターン作成できるようになりますので、2つ以上のメールパターンを作成します。

メールパターン1。

 
[パターン2]のタブをクリックして、同じURLの記載されたメルマガを、別の件名、文面にして編集します。

メールパターン2

 

4. [メルマガの作成]画面で[次へ]をクリックすると、パターン別の件名、本文を確認できます。「クリック解析リンク」を有効にして配信します。

 

5.配信後、どのパターンのクリック率が多いかメルマガ別クリック解析を確認します。
[プラン名]>[メルマガ別クリック解析]をクリックします。

[プラン名]>[メルマガ別クリック解析]

 

6. [プラン名]>[メルマガ別クリック解析]>[メルマガ別クリック数]が表示されます。([URL別クリック数]はページ下部に表示されます。)

配信日時・メールの件名別に、本文内のURLがクリックされた件数が表示されます。
(その他項目:配信数、全クリック数、ユニーククリック数、ユニーククリック率)

[プラン名]>[メルマガ別クリック解析]>[メルマガ別クリック数]

 

スプリットテストの活用方法

1.件名(タイトル)

件名の言葉遣いや表現を変えることで、読者が読みたくなるかを判断します。
例えば、以下のどちらの件名が読みたくなるでしょうか?

  • Aパターン:【メルマガの名前など】+●●レター
  • Bパターン:【メルマガの名前など】+「●●」の新情報!

どちらの件名が読みたくなるでしょうか?

 

まずはクリック数に繋がる、件名を2パターン作ってみて、配信してみてください。
これだけでも、開いて読んでくれるか?目的のリンク先をクリックしてくれるか?が変わります。

 

2.本文の構成

クリック率を確実に上げるためには、本文の構成が大事です。本文の冒頭から最後まで、文脈が分かりづらくなっていませんか?

ここでは、ターゲットとしてどんな属性の誰に送信しているかは、考慮していません。「スプリットテスト」のボタンから設定した配信だと、自動でグループ分けされた登録読者に配信されます。
また、解除リンクの記載されているヘッダー・フッター部分は、メール本文に必須なので、購買や申し込みのクリック率を上げるための文脈とは別に考えて、必ず記載します。

下記を参考にして、URL(解除リンクのほかに)を必ず1つ以上入れて、クリック解析をしてください。

  • 本文の冒頭に見出しを記載する。(ファーストビューにインパクトを与えるなど)
  • 本文の記事の構成を考えながら、内容が変わる場合は、最初に見出しを入れる。

本文の記事の構成を考えながら、内容が変わる場合は、最初に見出しを入れる。

 

見出しがあると、読みやすいので読者が最後まで読んでくれたり、結果、クリック数も増えたりします。

スプリットテストで、表現や見出しを変えたメールをクリック解析すると、どのパターンのメールのクリック数が多いかにより、読者がどういう言葉遣いや表現、情報を好んでいるか?を検討することができます。

メール本文内の文面、件名の、全部の表現を変えるのは簡単ではないのですが、「見出し」(ファーストビュー)をつけたり、構成をよりよくすることでクリック率も変わります。

 

まとめ

初めてメルマガ配信をする場合、スプリットテストを活用して読者が読みたくなる表現や情報について効果を測定してみましょう。クリック率が増える表現や構成になるよう改善していけます。
バックナンバーを公開しているのであれば、読みたくなる情報が多いことで、興味のある読者が増えることも期待できます。

ぜひ、スプリットテストを試していただき、読者の反応を確認してみてください!


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