オプトイン(ダブルオプトイン)機能を利用するには?

2024年2月13日

 

オプトインとは?

受信者がメルマガを受け取る意思の確認

オプトインとは受信者がメルマガを受け取る意思の確認

オプトインとは、読者が配信者にメルマガを受け取ることに「同意する」意思の確認を取ることです。

メルマガを受け取るか、受け取らないかの主導権は必ず「読者側」が持っています。

広告宣伝メールの送信は、あらかじめ同意した受信者に対してのみ配信していいということが、特定電子メール法によって認められています。これを「オプトイン方式」といいます。

受信者の同意のないままの、メルマガの送信は禁止されており、

  • 1年以下の懲役又は100万円以下の罰金
  • 法人の場合は行為者を罰するほか、3000万円以下の罰金

などの罰則が設けられています。

オプトインの詳細について更に詳しくは、総務省のサイトをご覧ください。

参考:『特定電子メールの送信適正化等に関する法律のポイント』(総務省)

 

CSVで一括登録する配信リストのオプトインは?

同意を得たことの記録を保存する必要

既に書面などでメルマガ配信の同意を頂いている、または他社でメルマガを配信していて、そこで同意を得たリストをCSVファイルから一括登録する場合には、特に問題はありません。

広告宣伝メールの送信にあたり、受信者から送信することについて同意を得たことの記録を保存する必要があります。保存するものと、保存期間が定められています。

同意を証する記録 – 同意を証する記録とは?をご参照ください。

 

ダブルオプトインとは?

オレンジメールではオプトインが簡単に取れます。

オレンジメールではオプトイン(ダブルオプトイン)機能を標準装備しています。

[オレンジメール]>[プラン名]>[プラン設定]>[基本設定] のオプトイン機能が初期設定のままでも、メルマガの読者登録フォームを設置すると、そこから読者が登録を行った場合には「購読同意の確認」ができます。

しかしこの場合には、メールアドレスの間違いやメールを届けられる環境にあるかどうかは確認ができません。

オプトイン機能の設定を「利用する」に変更すると、ダブルオプトインを行うことができます。

ダブルオプトインとは、メルマガへの登録の申し込みをした1段階目のオプトイン(仮登録)のあと、受信者が自分で登録したメールアドレスに届くメールに記載されたURLをクリックして登録完了の手続きを進めることで、正式な登録となる方法です。

 

ダブルオプトインのメリットは?

ダブルオプトインのメリットは確実な購読意思の確認

読者登録をしてもらうにあたり、このオプトイン(ダブルオプトイン)機能を利用すると、

  1. メルマガを確かに受け取りたい!という意思の確認
  2. メールアドレスの間違い防止
  3. メールを届けられる環境になっているか

の確認を取れるメリットがあります。

また、ダブルオプトインのメールが届かないと連絡があった場合には、同意を証する記録から再送ができます。

ダブルオプトイン機能の設定と、読者登録の流れ

1. オプトイン機能の設定変更

作成したプランの、[オレンジメール]>[プラン名]>[プラン設定]>[基本設定]を開き、[基本情報] のオプトイン機能を確認してください。

初期設定は「利用しない」にチェックが入っています。「利用する」を選択し保存することにより、ダブルオプトインの機能を利用できるようになります。

読者登録フォームURLを取得し、メルマガやステップメールの読者登録用に、メルマガ、ホームページ、ブログなどに貼り付けてご利用ください。

参考:読者登録・変更・解除フォームURL取得方法

※だだし、この機能は、オレンジフォーム連携と一緒に使用することはできません。
オプトイン(ダブルオプトイン)機能を利用したい場合は、オレンジメールの読者登録フォーム・埋め込みフォームをご利用ください。
オレンジフォームはホームページや、ブログ、メルマガなどのお問い合わせ、セミナーのお申し込みなどにご使用できます。
オレンジフォーム連携は、詳細な情報の入力を促しつつ、オレンジメールにも読者登録したいという時に便利な機能です。

参考:オレンジフォーム・メール連携機能

 

2. 仮登録

読者が仮登録できた場合

読者が、オレンジメール読者登録簡易フォーム・埋め込みフォームから読者登録を行うと、仮登録(オプトイン)の状態になります。

仮登録

下記のような登録完了ページが表示され、登録確認メールが送信されます。
※登録完了ページの設定が「標準」の場合

登録完了ページ「標準」

この仮登録の状態だと、[オレンジメール]>[プラン名]>[読者管理]>[読者一覧]には読者は表示されません。
[オレンジメール]>[プラン名]>[読者管理]>[同意を証する記録]に仮登録中の読者が表示されます。

 

読者が仮登録できない場合

読者が仮登録を行うときに登録済のメールアドレスを登録しようとすると下記のような画面が表示され、正しいメールアドレスの入力が促されます。

読者が仮登録できない場合

フォームの設定については、読者登録&変更&解除フォームをご参照ください。

 

3. 本登録

仮登録をした読者は、登録確認メールを受信します。

 

仮登録をした読者が、受信した登録確認メールの中にあるリンクをクリックすると、読者登録前確認画面が表示されます。

読者が「読者登録ボタン」を押すことにより登録が完了します。

読者登録前確認画面

 

4. 登録完了

読者が「読者登録ボタン」を押すことにより登録が完了し、登録完了ページが表示されます。

登録完了ページ

 

登録完了確認メールが読者に送信されます。

 

5. 登録確認メールが届かない場合

仮登録されたメールアドレスが正しい場合

登録確認メールが届かないと連絡が読者からあった場合(同意確認メールがメールフォルダの中で見当たらなくなった等)には、同意を証する記録から再送ができます。

[オレンジメール]>[プラン名]>[読者管理]>[同意を証する記録] をクリックします。

 

開かれたページの読者一覧にある、メールアドレスのリストの中から、連絡のあった仮登録の読者に該当するメールアドレスを探します。
メールアドレスに間違いがないかを確認してから、その右端にある、「同意確認メール再送」ボタンを押します。

 

ブラウザに「同意送信メールを再送します。よろしいですか?」とメッセージが表示されます。
対象の仮登録中の読者のメールアドレスを確認し、「OK」ボタンを押して同意確認メールを再送します。

同意送信メールを再送します

 

仮登録されたメールアドレスがない、または間違っている場合

仮登録されたメールアドレスへ同意確認メールが送信されています。

[オレンジメール]>[プラン名]>[読者管理]>[同意を証する記録]に、「再送」ボタンの表示された仮登録中のメールアドレスがあるならば、その仮登録中の読者には、この画面が表示されたあと、仮登録されたメールアドレスへ同意確認メールが送信されています。

しかし、読者が登録したかったのとは異なるメールアドレスが間違って登録されてしまっていたり、フォームにメールアドレスの入力後送信ができていなかったなど、実際には仮登録できていなかったことも考えられます。

連絡のあった読者の実際のメールアドレスが、[オレンジメール]>[プラン名]>[読者管理]>[同意を証する記録]にないか、間違っていたなら、フォームから再登録をお願いしましょう。

どうしても読者側で登録が完了できない場合には、配信者側で読者登録を行いましょう。

読者登録方法について、詳しくはこちらをご参照ください。
参考:読者登録 – 3つの読者登録方法

 

メールが届かない場合について、詳しくはこちらをご参照ください。
参考:メールが届かない

 

6. 同意を証する記録の保存について

読者登録をダブルオプトイン方式のフォーム、または配信者側で管理画面にて登録を行うにあたり、同意を証する記録の保存内容についてはこちらをご一読ください。
参考:同意を証する記録 – 同意を証する記録とは?

 

まとめ

オプトイン(購読同意意思)の確認は、メールマーケティグの一番大事なポイントです。必ず法令に沿った読者管理を行ってください。同意のないメール配信はただの迷惑行為となってしまいます。

 


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