Gmailのメール送信ガイドラインに対応していますか?(SPF,DKIM,DMARC)

2024年9月26日

オレンジメールはGmailおよびYahoo!のメール送信ガイドラインに対応しています。


1日5000通以上、メールを送信する方は、手順1~3の対応が必要です。

それ以外の方は、当社で対応しているためお客様の対応は必要ありません。※1

たとえば、
Gmail宛に4000通、Yahoo!宛に4000通 メール送信している場合は【対象外】です。
Gmail宛に5000通、Yahoo!宛に1000通 メール送信している場合は【対象】です。

手順1. 独自ドメインのメールアドレスを取得してください。

すでに独自ドメインのメールアドレスをお持ちの方は、新規に取得する必要はありません。

独自ドメインのメールアドレスをお持ちでない方は、さくらのメールボックス などで独自ドメインのメールアドレス取得をお願いいたします。独自ドメイン代を含めて月300円ほどで取得ができます。

手順2. ネームサーバー(お名前.com、エックスサーバー等)でSPF/DKIM/DMARCの値を追加してください。

ご契約中のサービスにログインしてSPF/DKIM/DMARCの設定を追加します。
どのサービスに契約しているかわからない場合は、手順1. の独自ドメインを取得したサービスにお問い合わせいただくとスムーズです。


◯設定値

●SPF

名前 omspf.<ドメイン名>
タイプ CNAME
omspf.orange-mail.org.

●DKIM

名前 omdk._domainkey.<ドメイン名>
タイプ CNAME
omdk._domainkey.orange-mail.org.

●DMARC

名前 _dmarc.<ドメイン名>
タイプ TXT
v=DMARC1; p=none; rua=dmarc-reports@orange-cloud7.net


◯エックスサーバーでの設定例

 

手順3. DMARC設定を「有効」にしてください。

 

 

これで設定は完了です!
取得した独自ドメインのメールアドレスを「発行者メールアドレス」に設定してメール送信しましょう。

 

※1)オレンジメールでは、DKIM(DomainKeys Identified Mail)は標準で第三者署名が設定されています。
「発行者メールアドレス」に任意のドメインを設定しても、第三者署名が適用され、お客様のドメイン名でのDKIM認証が自動的に行われます。
そのため、お客様の対応は必要ありません。

第三者認証ではなく作成者認証を行う場合は、ネームサーバーで値を追加し、オレンジメールの「マイページ」からDMARC設定を「有効」にすることで、作成者認証を行うことができます。

 


 
(参考1)
GmailアドレスをヘッダFrom(発行者メールアドレス)に設定し、メール配信システム(他社メール配信サービスも同様)の送信サーバーを使用してメールを送信すると、なりすましメールとして扱われることが明記されています。

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